賃貸マンション・アパートにまつわるトラブル（騒音・漏水・煙草・訪問販売・鍵の紛失・共用部分・家賃の滞納・敷金返還・原状回復等々）を、下世話に、馴れ馴れしく、クドクドと、そして極めて偏った立場で解決を試みるサイト「賃貸トラブルQ&A」。役に立つ情報より立たない情報の方が多いかも。最初に謝っておきます。ゴメンナサイ。
隣が五月蝿すぎる!!賃貸だから声とか生活音とか筒抜けなんだよっ!!壁をドンドン叩いたら、少しは気付いてくれるかな？
壁を叩くとかの報復行為は絶対ダメだ。被害者と加害者の立場が入れ替わっちまう上に、「感情のもつれ」になったら解決しねーぞ？
騒音元、被害者間で泥沼化するのがこのケースだ。
程度の低い掲示板だと、もう今すぐ叩け!!的な勢いで書き連ねられてっけど、踊らされンなよ。
「怨嗟」等個人間の問題になっちまったら、もはや貸主はノータッチにならざるを得ない。後は警察なり弁護士なり間に立てて、好きなだけモメてくれ（笑）。
今回は被害者側の「やっちゃったら後は知らねーよ？」な三箇条について説明していくぞ。
①壁は叩くな、天井を突くな。自覚なきヤツには効果ナシ!!
仮にさ、めっさ大声で唄ってるとか、ギターかき鳴らしてるとか、ある程度「騒音元の自覚」が想定される場合は、その方法も無きにしも非ずだ（だからって叩くなよ？）
それ以外の全ての生活騒音…友だちや電話での話し声とか、テレビや音楽の音量とか、セ○クスの喘ぎ声だとか安いベッドがギシギシ言う音とか、足音や建具の開閉音とか、いずれにせよ「無自覚」なケースが殆どなんだわ。要は近隣にどんだけ音漏れしてるか、理解してねーと。
わざとそうした騒動を起こすヤツなんてほぼ皆無。「常識」と「気配り」の無さ、そんで「無自覚」が引き起こす「悪意なき行為」ってのが、生活騒音の原因だと言っていい。
そんなヤツに対して、壁を叩くこと・天井を突くひとがホントに効果的だと思う？
想像してみて欲しいんだけど、ある日突然赤の他人から「あなた臭いですよ」って言われて、すぐさま納得できる？納得より、すげえ腹立つんじゃね？それと一緒だわ。だって自覚ねーんだもん。
また、自覚のない騒音元に壁を叩いて報復（あるいは通知）する事により、「何もしてない（と、本人は思ってる）のに突然隣が壁を叩いてきた!!嫌がらせだ!!」って話になりがちなんだな。これが泥沼化の理由。
騒音元に注意喚起を促したら「ウチこそ被害者です!!」って話になるのがホント多いのよ。ぶっちゃけこうなったら絶対に解決しないし、当事者でない貸主からすれば、どちらを信用すれば…的な話にもなりかねない。
壁ドンであれ、天井ドンであれ。加害者呼ばわりされたくなかったら絶対に止めるこった。
②匿名の手紙もＮＧな。気持ち悪がられるか逆恨みを買うかだ
これは某知恵袋でありがちな回答だが、「手紙を入れてみたらどうですか」って意見も断固として否定させてもらうぞ。
上に書いた「無自覚だから」ってのも理由の一つだし、そもそも匿名の手紙を投函されても気持ち悪いだけだろ？。それ故「変な手紙で嫌がらせを受けてる」って相談されてた事もあったわ（笑）
また、顔を合わせて話す、あるいは電話等で声の調子を感じながら話すのと違って、「テキスト」ってヤツは極めて一方的な手段だし、それゆえトラブルも多いワケじゃん。LINEにせよメールにせよ、経験あるっしょ？
そういう手段で伝えたところで、下手すりゃ逆恨みを買うだけだ。自重すべし。
あ、書くまでもないかと思ったけど念の為。張り紙とかも絶対ダメだぞ。
その行為自体が契約違反だし、最悪の場合名誉毀損で訴えられるかもよ。
③嫌がらせ等の報復行為も厳禁な。そこまでしたら犯罪だ（笑）
ないっちゃないンだけど、あるっちゃあるんだよな（笑）
玄関ドアに「ウルサイ!!」って落書きする奴もいたし、ストーカー紛いの行動に出る奴もいたわ。
こうなるともう被害者・加害者完全逆転しちゃってるよな。当然、契約違反。もはや救い様、ナシ。
最悪こんな事にもなりかねないし、逆にされかねないしな。
どっかの記事に書いたっけ？生活騒音が原因で殺人事件があったって話。んなもん情状酌量の余地、ねーんだからな。
【結論】直接対話か貸主に相談か。それとも、警察か
「じゃあどうしたら…？」って思うわな。
けど実際問題として、騒音元に直接状況を説明するか、大家なり管理会社なり「貸主」に相談するか、どちらかしかないンだわ。
直接ったって、後ろからどんな奴が出てくるか解らんよね。したらもう、貸主に相談の一択だわな。
ただ「隣がウルサイのでなんとかしろ」じゃなく、いわゆる５Ｗ１Ｈに則って、
・いつ（時間は出来るだけ詳細な方が良い）
・どこで（つーか「どこから」だな。確証が持てないならその旨も含めて）
・誰が（性別や人数も具体的に）
・何が（話し声なのかテレビなのか足音なのか、など）
・どのように（頻繁なのか単発的なのか、とかね）
を、貸主に伝えてやって欲しいんだわ。また「他に被害者がいないかも調べて欲しい」と伝えれば、よほど怠慢な貸主でない限り、何らかの手段でリサーチはしてくれると思うぞ。
また騒音の種類・状態によっては警察に通報するのもアリだ。
昔は「民事不介入」を理由に何にもしてくれなかったけど、最近は各種条例等により出動してくれるケースが多い。
男女の喧嘩だったらDV、子供が泣き叫ぶ声なら児童虐待の可能性もあるしな。
とにかく、騒音トラブルを「個人間の感情のもつれ」にしてしまわないためにも、この三箇条はしっかり守って欲しいぞ。
短気を起こした方が負けだから。
